株価と金利

 株価と金利には密接な関係が存在します。株価を動かすマクロ経済の動きのなかで金利が大きなウェートを占めている所以です。金利の株価への影響は一様ではありませんが、金利低下は株価上昇の材料になりますので、株価上昇の方向に働くことが多く、逆に金利上昇は株価下落要因になることが多いのです。

87年に起こった世界的な株価大暴落(ブラックマンデー)はドイツ(当時の西ドイツ)の利上げを切っ掛けとした先進各国の金利上昇が引き金の一つでした。
また、株価動向は景気を判断する重要な材料ですので、株価テコ入れをねらって金融政策が発動されることも少なくありません。このように、金利と株価は様々な形で絡み合っているといえるでしょう。

 また、お金をどの金融資産に配分するかという点でも、株式市場と金融市場は絡んできます。金融市場間の金利裁定ほど明瞭な形でないにしても、市場動向をにらんだ資金の移動があり、それが各市場の相場形成に影響を与えています。

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