金利

政策金利と市場金利

金利の種類には、政策金利(公定歩合)と市場金利があります。民間の銀行や信用金庫などの金融期間が日本銀行からお金を借りる際に発生する金利を公定歩合と呼称します。金融機関は、不特定多数の人や企業から集めたお金を、資金を借りたいと考えている人や企業に貸し出すのが業務ですが、その資金が不足する場合もあります。

そんな時、銀行の銀行とも称される日本銀行から借りる際の利息が公定歩合です。日銀が政策的な判断に基づいて決定するため、政策金利とも呼称されています。

市場金利とは

一方、金融市場での需要と供給のバランスによって決定する金利を市場金利と呼称します。以前は公定歩合が上昇すると銀行の資金調達コストが増えるため、そのぶん貸し出し金利も引き上げて、さらに預金増強のために預金金利も引き上げていました。

こうした動向に連動して市場金利も上昇していたのです。しかし、その後、金融期間同士がお金を融通しあうコール市場などで資金を調達する銀行が増えてきたため、公定歩合の影響力も縮小していきました。金融機関同士の貸し借りの市場であるコール市場での金利をコールレートと呼称します。

金利計算

消費者金融の金利

消費者金融金融側にとって最高の上客は、毎月元金を残して利息のみを支払ってくれる顧客です。こういった顧客の大半は、利息計算に無頓着で、自分がどのくらいの利息を支払っているのか、正確に把握していません。毎月、支払いと借入の作業を繰り返している方などは、毎月の支払いの中で、元金と金利の割合など関係ないのかもしれません。

しかし、借金を少しでも減らそうと考えるならば、毎月支払ている利息の額は知っておいたほうが良いでしょう。そうすれば、 新規の融資などバカらしくてしようとは思わないはずです。一昔前の貸金業規制法が施行される以前、「トイチ」と呼称される金融業者が跳梁跋扈していました。

トイチとは、十日で一割の金利が発生する金融商品のことで、10万円借りれば10日で1万円の金利が発生してきます。このような悪徳高利貸しに手を出すような顧客は、通常の消費者金融では審査に通らないような多重債務者が多いのが特徴です。

また、貸金業登録もしていないので、信用情報機関のブラックリストになっている方なども、審査に通ってしまいます。なぜこんなに審査が甘いのかと言いますと、彼らは独自の取り立てシステムを構築しており、債務の取り立てには絶対の自信を持っているからです。

金利計算の必要性

このような違法業者から借りれば人生の破滅です。破滅しないためにも、きちんと金利計算を体得して、元金と利息の割合を自ら計算できるようになりましょう。そんな細かい計算をしていれば、やがては慣れてきますので、いくら借りればいくらの金利が発生するのか直ぐに計算できるようになります。