今は存在しない消費者金融一覧

何らかの事情で消えていった消費者金融業者

かつて国内には4万件を超える消費者金融が街で跳梁跋扈していましたが、今やその数も約1700社にまで減少してしまいました。もはや数々の規制が敷かれたことによってこの先、増えていくことも考えられません。

消費者金融がこの先、増えない理由の規制とは、つまり上限金利が18.0%と抑制されたことで「儲からない」ことが第一の理由です。80年代、90年代のように50%を超えるような金利を取っていた時代とは違い、貸し倒れのリスクがある業種で薄利の商売をすることはとても割が合わないということです。

また、取り立てに対しての厳格な規制が敷かれたことも要因の一つで、返済が滞った顧客に対しても取り立て行為をすることが難しくなった時代です。ましてや、優良客は皆低金利の大手カードローンを利用することから、大手以外の貸金業者を申し込むのは審査に通らなかった人が殆どを占めているのが現実です。

消費者金融が減少していった理由

  • 02006年以降、グレーゾーン金利が無効となったことから過払い金請求が発生
  • 02010年の貸金業法改正で、上限金利が18.0%に抑制
  • 0取り立てに対して厳格な規制
  • 0貸金業を開業するにあたってのハードルが高くなった
  • 0銀行の参入によってカードローンを利用する人が増えた

上記の理由によって、銀行系列以外の消費者金融は大きなダメージを受け、多くの業者がその姿を消すことになりました。もっとも、現在の数こそが適正であって、80年代、90年代が多すぎたともいわれています。

貸金業者の時代推移

今は存在しない消費者金融業者

以下は何らかの事情によって倒産、廃業、あるいは吸収合併されてしまって今では現存しない消費者金融です。

 社名・名称  所在地  消滅した理由
 武富士  東京  2010年、会社更生法申請の後、倒産
 三洋信販  福岡  2010年、プロミスに吸収合併
 アイク  東京  2003年、ディックに統合
 ディックファイナンス  大阪  2008年、業務悪化により新規受付停止
 ユニマットライフ  東京  2008年、業務悪化により事業撤退
 日立信販  東京  2003年、会社更生法申請の後、閉鎖
 三和ファイナンス  東京  2008年、財政悪化により破産申し立て
 ニッシン  愛媛  2010年、純資産案件に満たないことから廃業
 マルフク  大阪  2009年、財政悪化により廃業
 リッチ  大阪  2000年、プロミスに吸収合併
 クレディア  静岡  2007年、民事再生法申請、全店舗閉鎖
 コーエークレジット  東京  2000年、レイクに吸収合併
 キャスコ  大阪  2009年、プライメックスキャピタルに名称変更
 ナイス  東京  2003年、会社更生法申請
 ワイド  栃木  貸金業廃止の後、債権回収業アペンタクルに変更
 丸和商事  静岡  2012年、スルガ銀行の子会社化
 千代田トラスト  東京  2009年、民事再生法申請、
 シンコウ  大阪  2001年、プロミスに吸収合併
 日新信販  福岡  2005年、第一ゼネラルサービスに売却
 東和商事  東京  2000年、プロミスの子会社になる
 パブリック  千葉  2001年、クレディアに吸収合併
 大新クレジットビューロー  大阪  2002年、阪急電鉄に買収されて消滅
 ハッピークレジット  大阪  2004年、3社合併の後、名称変更
 栄光  神奈川  2016年、債務超過により破産
 アース  北海道  2007年社名変更の後、破産
 ユアーズ  愛知  2010年、融資の停止、停止状態
 サンライフ  香川  2007年、業務停止の後、同業者へ譲渡
 レタスカード  京都  2008年、資金繰り悪化のため破産