レタスカード

自動契約機「れたすくん」の登場

レタスカードは昭和58年に京都で創業した消費者金融業者で、御西日本を中心に小口融資で勢力を伸ばしてきました。90年代には自動契約機「れたすくん」を導入して顧客を増やし、総融資残高では全国で30位にランクされていました。

しかし200年以降は、貸金業法改正等の影響で過払い金請求が相次ぎ、財政悪化による倒産を余儀なくされてしまいました。その際にはいろんな事件により新聞を賑わせていましたが、バブル期から90年代後半にかけてのレタスカードが残した消費者金融の軌跡は、永遠に語り継がれることでしょう。

レタスカード店舗

レタスカードの軌跡

昭和58年05月0京都において東急物産株式会社として創業。
昭和58年12月0貸金業登録をする。(登録番号 香川県知事登録(1)0001号)
昭和62年03月0全店をオンラインシステムで結ぶ管理体制を構築。
平成元年01月0社名を株式会社レタスカードに変更。
平成元年06月0資本金を1億円に増資。
平成元年08月0全店ATM機器設置完了。
平成元年12月0資本金を2億円に増資する。
平成03年01月0全店舗総融資残高が50億円を突破する。
平成03年10月0京都市北区に本社ビル竣工。
平成04年07月0NECコンピュータシステム導入、オンライン化が稼働。
平成06年06月0従業員持株制度会が発足。
平成07年04月0資本金を2億1,500万円に増資。
平成07年10月0融資残高が100億円を突破する。
平成07年10月0自動契約機「れたすくん」導入。
平成08年09月0受付マシーン「ごようきき」導入。
平成13年01月0格付け会社ムーディーズからAa2の評価。
平成13年12月0マイニチコーポレーション難波店の債権を買収。
平成14年01月0全店舗増融資残高が200億円を突破する。
平成14年03月0宝産業株式会社の債権37億4000万円で買収。
平成14年07月0関西クレジット株式会社を買収して子会社化。
平成15年01月0京都市中京区に本社ビルを移転。
平成15年06月0資本金を10億円に増資する。
平成20年12月0破産申し立て手続き開始、負債は217億円。

架空債権容疑で逮捕

08年12月に破産手続きを申請した中堅消費者金融会社「レタスカード」(京都市中京区)が破綻(はたん)前、信託銀行などに消費者ローン債権を譲渡して見返りの現金を受け取ったものの、債権の大半が架空だったことが分かった。架空債権は50億円を超すとみられる。債権譲渡によって現金を得る「債権流動化取引」は近年法整備が進み、消費者金融を含む企業の資金調達手段として浸透しているが、架空債権など悪質な偽装が判明したのは初めてという。

破産管財人などによると、架空債権を譲渡されたのは、東京都内の信託銀行と特定目的会社(SPC)。破綻後に架空と判明し、管財人は2社に経緯を既に伝えている。複数の関係者によると、SPCのケースでは、08年1月にレ社が消費者ローン債権をSPCに売却。その後も回収実務はレ社が担い、回収金と債権明細のデータをSPCに送っていた。

しかし、レ社は同12月、約217億円の負債を抱え自己破産を大阪地裁に申請。その後、譲渡債権約60億円のうち、約50億円は存在しないことが判明した。レ社の社長は「私には分からない」と関与を否定している。  消費者ローン債権の譲渡は、一般的に消費者金融側が示す債権リストで取引されるが、譲渡先企業が膨大な小口債権の真偽を1件ずつ精査することは難しい。

債権流動化に詳しい高橋正彦・横浜国立大大学院教授(金融システム)は「帳簿自体を偽装されたら見破りようがなく、事実ならば極めて悪質。実害があれば刑事上は詐欺罪、民事上は不法行為が成立する可能性が高い。ノンバンクの貸付債権の流動化への悪影響が懸念される」と指摘する。【安藤龍朗】

パワハラ被害

消費者金融「レタスカード」(本社・京都市中京区)の元取締役の男性(45)が、同社社長に たばこの火を押しつけられたり不当に叱責(しっせき)されたりしたとして、同社に約6200万円 の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、京都地裁であった。田中義則裁判官は「叱責など の精神的な苦痛で、男性のうつ病が慢性化した」として同社に慰謝料など670万円の賠償を命じた。

判決によると、男性は同社の取締役だった03年10月ごろから、社長に「なめとんのか」 「ぼけ」などと言われるようになった。同12月の同社役員の食事会では、社長から左ほおに たばこを押しつけられて水ぶくれができるやけどを負った。

また、男性は04年2月、部下の休暇を認めた理由を答えられなかったことから、社長に叱責され2階級下の管理部次長に降格になった。同6月に慢性的なうつ病を理由に休職。 昨年4月に退職した。

平成17年当時のレタスカード会社概要

  • 商号/株式会社レタスカード
  • 本社所在地/京都市中京区井門明治安田生命ビル
  • 設立年月日/昭和58年5月1日 資本金/10億円
  • 事業内容/消費者金融
  • 代表者/代表取締役社長 山本 武雄
  • 営業収益/52億8995万円(2005年3月末)
  • 経常利益/5億5359万円 (2005年3月末)
  • 顧客数/48,280口座 (2005年3月末)
  • 従業員数/149名 (2005年3月末現在)
  • 平均年齢/32歳11ヶ月
  • 支店/明石、岡山、高松、松山、高知
  • 無人店舗/近畿、中四国、計44店舗

アイクの財務状況

平成12年当時扱っていた金融商品

  • 名称/レタスキャッシング
  • 融資額/1万円〜50万円
  • 実質年率/29.20%
  • 返済方法/元利定額リボルビング方式
  • 返済期間/1〜60回・最長5年
  • 遅延損害金年率/29.20%
  • 必要書類/健康保険証、給料明細書、印鑑等
  • 保証人/原則として担保・保証人不要
  • 申込条件/年齢20歳以上で定期的な収入のある方、自営業及びパート・アルバイト・主婦の方でもお申込み可能

平成14年当時の新卒者募集要項

  • 初任給/大卒総合職21万1000円、大卒一般職17万円、短大卒一般職16万5000円
  • 諸手当/資格、家族、時間外、通勤(全額)他
  • 昇給/年1回(5月)
  • 賞与/年2回(6月・12月
  • 勤務地/本社および各支店(希望考慮します)
  • 休日・休暇/年間125日、夏季、年次有給、特別
  • 週休2日制/土日、祝日
  • 勤務時間/9:00〜18:00(一部時差出勤有り)
  • 福利厚生/各種社会保険、社内融資制度、借上社宅制度、従業員持株会、プロ野球観戦シート法人契約、各種同好会
  • 教育制度/新人社員研修、フォローアップ研修、階層別研修、海外研修、社外セミナー、通信教育など
  • 採用実績校/立命館大、同志社大、近畿大、佛教大、龍谷大、京都産業大、大谷大ほか
  • 職種/一般職(営業、企画開発、総務、人事、財務、経理、情報システム)

テレビCM

2001年当時のレタスカードCM

平成11年度消費者金融融資残高ランキング

   社 名  融資残高  前年度比  自動契約機
1位  武富士  1兆3,412億円 △ 12.84  
2位  アコム  1兆2,064億円 △11.37   
3位  プロミス  9,766億円 △12.69   
4位  アイフル 8,379億円  △19.29   
5位  レイク 5,392億円   △1.82  
6位  アイク 4,188億円  △14.80  126台 
7位  三洋信販 2,252億円  △18.07   
8位  ディックファイナンス 2,084億円  △18.07   
9位  ユニマットライフ 1,658億円  ▼3.47   
10位  日立信販  1,601億円 ▼1.00   
44位  レタスカード 136億円  △8.41